あなたの資産形成が加速する!楽天SCHDの信託報酬引き下げの衝撃

投資知識

「楽天SCHDの信託報酬が下がったって本当?」 「具体的に私の資産にどれくらい影響があるの?」 「SBI証券の同じような商品と比べてどうなの?」

こんな疑問をお持ちではありませんか?

SNSやネット掲示板で話題になっている楽天SCHDの信託報酬引き下げ。2025年5月から実施されるこの変更が、あなたの資産形成にどのような影響をもたらすのか、気になっている方も多いでしょう。

楽天SCHDこと「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」は、米国の高配当株式に投資する人気の投資信託です。2024年9月の販売開始からわずか半年で純資産総額が1,300億円を突破するなど、多くの投資家から支持を集めています。特にNISAの成長投資枠で購入する方が多く、長期投資の王道と言われる米国高配当株への投資を手軽に行える商品として注目されています。

さて、投資信託を選ぶ際に多くの方が注目するのは「過去の運用実績」や「投資対象」ですが、実は長期の資産形成において非常に重要なのが「信託報酬」です。信託報酬とは、投資信託を運用するために必要な費用で、あなたの資産から自動的に差し引かれます。例えると、資産運用という車を走らせるためのガソリン代のようなものです。

この信託報酬は一見小さな数字に見えますが、長期投資においては複利効果によって大きな差となって現れます。つまり、少しでも信託報酬が低い方が、長い目で見るとあなたの手元に残る資産は大きくなるのです。

今回の楽天SCHDの信託報酬引き下げは、まさにこの「目に見えにくいけれど大切なコスト」が削減されるという、投資家にとって朗報となるニュースなのです。

それでは、具体的にどのような変更が行われるのか、そしてそれがあなたの資産形成にどのような影響を与えるのかを、わかりやすく解説していきましょう。

はじめに結論:楽天SCHDの信託報酬が大幅引き下げで投資効率アップ!

楽天SCHDの信託報酬は、2025年5月23日(金)より、現在の年率0.192%程度(税込)から年率0.1238%程度(税込)へと大幅に引き下げられることになりました。約35%の引き下げとなり、これはあなたの長期的な資産形成において非常に大きな意味を持ちます。

数字だけ見ると「たった0.0682%の違いじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、長期投資においてこの「小さな差」は、将来的には数十万円、場合によっては数百万円の資産差となって現れるのです。

また、信託報酬の引き下げと同時に、ファンドの名称も変更されます。現在の「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」から、実際に投資しているETFの名前を冠した「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」となります。さらに、愛称として「楽天・SCHD」が正式に決定しました。

これにより、このファンドが米国のシュワブ社が運用する人気ETF「SCHD」(シュワブ・米国配当株式ETF)に投資していることがより明確になります。シュワブのSCHDは米国で人気の高配当ETFですが、日本の個人投資家が直接購入するのは難しいため、楽天SCHDを通じて間接的に投資できるという大きな魅力があります。

この信託報酬引き下げは、単に数字が下がるということだけでなく、楽天証券と楽天投信投資顧問が「資産づくりの伴走者」としてお客様の長期的な資産形成をサポートする姿勢の表れでもあります。また、実質コストの引き下げにより、同じ投資対象(SCHD)に投資する他社商品との競争力も高まったことになります。

これから投資を始めようとしている方、既に楽天SCHDを保有している方、どちらにとっても嬉しいニュースと言えるでしょう。では、次章で信託報酬とは何か、なぜそれが重要なのかについて詳しく見ていきましょう。

理由:信託報酬とは何か?なぜ重要なのか?

投資信託の世界で「良い商品」を選ぶポイントは何でしょうか?多くの方は「過去の運用実績が良いこと」や「有名な運用会社が運用していること」などを挙げるかもしれません。しかし、長期投資において最も重視すべき指標の一つが「信託報酬の低さ」なのです。ここでは、信託報酬の正体とその重要性について解説します。

投資信託の「目に見えないコスト」信託報酬を解説

信託報酬とは、投資信託を保有する限り毎日少しずつ差し引かれる運用管理費用のことです。これは投資信託の基準価額に反映されるため、明示的な手数料として請求されるわけではありません。そのため「目に見えないコスト」と呼ばれることもあります。

例えば、楽天SCHDの場合、以下の構成で信託報酬が設定されています:

  • 委託会社(楽天投信投資顧問):年率0.055%(税抜0.05%) → 資金運用の対価として
  • 販売会社(楽天証券など):年率0.055%(税抜0.05%) → 購入後の情報提供や運用報告書の送付などの対価として
  • 受託会社(三菱UFJ信託銀行):年率0.022%(税抜0.02%) → 運用財産の管理や委託会社からの指図実行の対価として
支払先料率(税込)役割・サービス
委託会社(楽天投信投資顧問)年率0.055%(税抜0.05%)資金運用の対価
ファンドの運用、基準価額の算出
販売会社(楽天証券など)年率0.055%(税抜0.05%)購入後の情報提供、運用報告書等の送付
口座内での管理や事務手続き
受託会社(三菱UFJ信託銀行)年率0.022%(税抜0.02%)運用財産の管理
委託会社からの指図の実行

これに加えて「投資対象とする投資信託証券における報酬」として、マザーファンドを通じて投資する「シュワブ・米国配当株式ETF」の管理報酬(年率0.06%程度)も含まれます。

この全てを合わせた「実質的な信託報酬」が、現在の年率0.192%(税込)から年率0.1238%(税込)に引き下げられるのです。

長期投資における信託報酬の重要性

なぜ信託報酬がそれほど重要なのでしょうか?その理由は「複利効果」と深く関係しています。

複利効果とは、投資の利益が元本に加わり、その合計額に対してさらに利益が発生する効果のことです。これは長期投資において非常に強力な力を発揮します。しかし、この複利効果は信託報酬によって一部相殺されてしまうのです。

具体的な例で考えてみましょう。年率7%で成長する投資があったとします:

  • 信託報酬が0.192%の場合:実質的な年間リターンは約6.81%
  • 信託報酬が0.1238%の場合:実質的な年間リターンは約6.88%

たった0.07%の差に見えますが、この差が30年間続くとどうなるでしょうか?

初期投資額100万円で計算すると:

  • 信託報酬0.192%の場合:約722万円
  • 信託報酬0.1238%の場合:約746万円

差額は約24万円。これが積立投資の場合、その差はさらに大きくなります。

このように、一見小さな信託報酬の違いが、長期では大きな資産差となって現れるのです。これこそが、長期投資家が信託報酬を重視すべき最大の理由です。

次の章では、楽天SCHDの信託報酬引き下げが具体的にどれほどの影響をもたらすのか、数字を使って詳しく見ていきましょう。

具体例:数字で見る信託報酬引き下げの威力

楽天SCHDの信託報酬引き下げがどれほどのインパクトを持つのか、実際の数字を使って検証してみましょう。「百聞は一見にしかず」というように、具体的な数字で見ることで、その効果がより実感できるはずです。

シミュレーションで見る資産形成の差

まずは、毎月5万円を楽天SCHDに積立投資した場合のシミュレーションを見てみましょう。このシミュレーションでは、以下の前提条件で計算しています。

  • 毎月の投資額:5万円(年間60万円)
  • 年間株価上昇率:7.7%(SCHDの過去10年の実績を参考)
  • 分配金増配率:11.68%(過去5年の実績を参考)
  • 投資期間:20年間

【信託報酬0.192%(改定前)と0.1238%(改定後)の資産推移比較】

信託報酬引き下げ前後の資産推移比較

信託報酬引き下げ前後の資産推移比較

信託報酬0.192%(改定前)
信託報酬0.1238%(改定後)
投資元本

※毎月5万円積立、年間株価上昇率7.7%、分配金増配率11.68%と仮定

※手数料以外は同条件でシミュレーションしています

経過年数投資総額資産評価額
(信託報酬0.192%)
資産評価額
(信託報酬0.1238%)
差額
5年300万円約349万円約351万円約2万円
10年600万円約841万円約851万円約10万円
15年900万円約1,574万円約1,603万円約29万円
20年1,200万円約2,753万円約2,831万円約78万円

ご覧のように、投資開始から5年ではわずか2万円程度の差ですが、20年後には約78万円もの差が生まれます。これが「小さな差が大きな結果を生む」複利の威力です。

信託報酬のわずか0.0682%の違いが、20年間で約6.5%もの資産差となって現れるのです。しかも、この差は投資期間が長くなるほど、また投資金額が大きくなるほど拡大していきます。

信託報酬の差が生み出す「隠れた複利効果」

信託報酬の引き下げがもたらす効果は、単純な差額以上の意味を持ちます。なぜなら、節約された信託報酬は再投資され、さらにリターンを生み出すからです。これを「隠れた複利効果」と呼ぶことができます。

具体的には、信託報酬が低くなることで:

  1. より多くの資産が投資に残ります
  2. その残った資産がさらにリターンを生み出します
  3. そのリターンがさらにリターンを生み出す…

というサイクルが生まれます。これこそが、長期投資において信託報酬の低さが重要視される理由です。

SBI・SCHDとの比較表で見る楽天SCHDの立ち位置

同じシュワブ社の「SCHD」に投資するファンドとして、SBI証券が提供するSBI・S・米国高配当株式ファンド(愛称:SBI・SCHD)も存在します。改定後の楽天SCHDと比較してみましょう。

項目楽天SCHD
(2025年5月23日以降)
SBI・SCHD
信託報酬年率0.1238%(税込)年率0.1238%(税込)
分配金年4回(2,5,8,11月)年4回(3,6,9,12月)
NISA対応成長投資枠対応成長投資枠対応
販売会社楽天証券SBI証券など
設定日2024年9月18日2024年12月20日
純資産総額約1,300億円
(2025年4月時点)
約1,200億円
(2025年4月時点)

この比較表から見えることは、信託報酬引き下げ後の楽天SCHDは、SBI・SCHDと同等のコスト構造となることです。つまり、これまで信託報酬の面でSBI・SCHDの方が有利だった状況が、今回の引き下げによって同等になります。

どちらを選ぶかは、お使いのメイン証券口座や各証券会社のサービス内容、分配金のタイミングなどによって判断するとよいでしょう。重要なのは、どちらも非常に低コストで米国の優良高配当株に投資できるという点です。

次の章では、楽天SCHDの基本情報と活用法について見ていきましょう。

楽天SCHDの基本情報と活用法

楽天SCHDの信託報酬引き下げについて理解を深めたところで、このファンド自体の魅力や特徴、そして効果的な活用法について見ていきましょう。投資を成功させるためには、投資対象の特性をよく理解することが大切です。

楽天SCHDが投資する「シュワブ・米国配当株式ETF」とは

楽天SCHDが投資対象とするのは、米国の大手金融サービス会社チャールズ・シュワブ社が運用する「シュワブ・米国配当株式ETF(Schwab U.S. Dividend Equity ETF、ティッカー:SCHD)」です。このETFの特徴を理解することで、楽天SCHDの投資価値がより明確になります。

SCHDは以下のような特徴を持っています:

  • ベンチマーク: ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100インデックスに連動
  • 投資対象: 配当実績が高く、財務内容が健全な米国企業約100社
  • 運用哲学: 単に高配当だけでなく、持続的な配当成長も重視
  • 業種分散: 金融、生活必需品、情報技術、ヘルスケアなど幅広いセクターに分散投資
  • 保有銘柄例: ホーム・デポ、コカ・コーラ、ペプシコ、マイクロソフト、IBM、メルクなど
  • 信託報酬: 業界最低水準の年率0.06%(米国市場)

SCHDが人気を集める理由は、高配当と成長性のバランスが絶妙なところにあります。単に高配当だけを追求すると業績が伸び悩んでいる企業に投資してしまう可能性がありますが、SCHDは財務健全性と配当成長率も重視して銘柄を選定しています。その結果、配当収入と株価上昇の「二重の恩恵」を享受できる可能性が高まります。

また、米国の経済成長の恩恵を受けながら、配当という形で定期的なキャッシュフローも得られるため、長期投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

NISA活用のポイント

楽天SCHDはNISA(少額投資非課税制度)の成長投資枠での購入が可能です。NISAを活用する際のポイントをいくつか紹介します。

1. 分配金の再投資設定を検討する

楽天SCHDは年4回(2月、5月、8月、11月の各25日)に分配金が支払われます。NISA口座では分配金に対する税金がかからないという大きなメリットがありますが、長期の資産形成を目指すなら「分配金再投資コース」を選択することをお勧めします。

分配金を再投資することで複利効果が最大化され、長期的な資産形成に大きく貢献します。楽天証券では2025年夏頃に、NISA口座内での分配金受取方法(受取型・再投資型)の切替機能を導入予定とのことなので、自分の投資スタイルに合わせて選択できるようになります。

2. 定期積立の活用

市場のタイミングを計ることは非常に難しいため、定期的に一定額を投資する「ドル・コスト平均法」は、多くの投資初心者に適した投資手法です。楽天証券では「投信積立」を活用して、毎月決まった日に自動的に楽天SCHDを購入することが可能です。

具体的には、毎月5,000円や10,000円といった手頃な金額から始めることができ、長期にわたって継続することで資産を着実に増やしていくことができます。

3. 長期保有を心がける

楽天SCHDは、短期的な値上がり益を狙うための商品ではなく、長期にわたって保有することで真価を発揮する商品です。米国の高配当企業は景気サイクルに比較的強く、長期的には米国経済の成長とともに配当金も増加していく傾向があります。

5年、10年、可能であれば20年以上の長期スパンで保有することで、複利効果と配当成長の恩恵を最大限に受けることができるでしょう。

4. 為替リスクを理解する

楽天SCHDは米国の株式に投資するため、為替変動の影響を受けます。具体的には、米ドルが円に対して強くなれば(円安になれば)基準価額にプラスの影響を、米ドルが円に対して弱くなれば(円高になれば)マイナスの影響を与えます。

為替変動は短期的には大きく影響することもありますが、超長期で見れば株式リターンに比べて影響は限定的であるという研究結果もあります。分散投資の一環として、海外資産を保有するという視点で捉えるとよいでしょう。

次の章では、これまでの内容を踏まえて、楽天SCHDの信託報酬引き下げがもたらす意義を総括します。

まとめ:賢い投資家の選択肢としての楽天SCHD

ここまで、楽天SCHDの信託報酬引き下げについて、その背景や具体的な影響、基本情報と活用法について見てきました。最後に、これらの内容を総括し、あなたの資産形成における楽天SCHDの位置づけについて考えてみましょう。

信託報酬引き下げの真の意味

「年率0.192%から0.1238%への引き下げ」という数字だけを見ると、わずかな変化に思えるかもしれません。しかし、私たちが確認したように、この「小さな変化」は長期にわたると大きな差となります。

20年間で約89万円の差。これは一般的なサラリーマンの1〜2ヶ月分の手取り給与に相当する金額です。言い換えれば、信託報酬の引き下げによって、同じ投資金額でも「1〜2ヶ月分の給与」を追加で得られる可能性があるということです。

これこそが、賢い投資家が信託報酬などのコストに敏感である理由です。「小さなコストの積み重ね」が、将来の大きな資産差を生み出すのです。

長期投資における3つの鉄則

楽天SCHDの事例から、長期投資における3つの鉄則が浮かび上がります。

1. コストを最小化する

投資において、リターンは不確実ですが、コストは確実に発生します。信託報酬などのコストを最小化することは、長期投資の成功確率を高めるための重要なステップです。今回の楽天SCHDの信託報酬引き下げは、まさにこの原則に沿った変更といえるでしょう。

2. 複利効果を最大化する

複利は「お金持ちの8番目の不思議」と呼ばれるほど強力なものです。分配金を再投資することや、長期間にわたって投資を継続することで、この複利効果を最大限に活用することができます。信託報酬の引き下げは、この複利効果をより強力にする要素の一つです。

3. 感情ではなく、事実に基づいて判断する

市場は短期的には上下動を繰り返しますが、感情に流されず長期的な視点を持ち続けることが重要です。楽天SCHDが投資する米国の高配当企業は、長期にわたって価値を生み出し続ける可能性が高い企業群です。一時的な市場の変動に惑わされず、長期的な成長の可能性に目を向けることが成功への鍵となります。

あなたにとっての楽天SCHD

楽天SCHDは、以下のような投資家にとって特に魅力的な選択肢となるでしょう:

  • 長期的な資産形成を目指している方
  • インデックス投資の効率性を理解している方
  • 米国市場への投資を検討している方
  • 成長と安定のバランスを重視する方
  • NISAを活用して非課税で資産形成したい方

もちろん、投資は自己責任で行うものであり、楽天SCHDを含むすべての投資商品にはリスクが伴います。米国株式市場の下落リスクや為替変動リスクなど、投資に関わるリスクをしっかりと理解した上で、ご自身の資産状況や投資目的に合わせて判断することが大切です。

信託報酬の引き下げは、一見地味なニュースかもしれませんが、長期投資家にとっては非常に価値のある変更です。楽天SCHDに限らず、投資信託を選ぶ際には信託報酬を含めたコスト面をしっかりとチェックすることをお勧めします。

そして、いったん投資をスタートしたら、短期的な市場の変動に一喜一憂せず、長期的な視点を持ち続けることが重要です。資産形成は100メートル走ではなく、マラソンのようなものです。コツコツと積み立てを続け、複利の力を味方につけることで、将来の豊かな生活への道を着実に歩んでいくことができるでしょう。

楽天SCHDの信託報酬引き下げは、そんなあなたの長期的な資産形成をさらに後押しする、小さいけれど確実な一歩となるはずです。

最後に


最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。

ロキ
ロキ

ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました