はじめに
「楽天SCHDに投資したいけど、為替の影響が気になる…」
「高配当株は魅力的だけど、いつ買えばいいの?」
「為替と株価、両方のタイミングを見るのは難しい…」
このような悩みを持つ投資初心者の方は多いのではないでしょうか。私自身、2018年に投資を始めた時に同じような疑問を持っていました。特に個別株投資では、企業研究が不十分なまま投資してしまい、価格下落時に適切な判断ができなかった苦い経験があります。今日は、そんな経験も踏まえながら、楽天SCHDと為替の関係について、分かりやすく解説していきたいと思います。
結論:楽天SCHDと為替の関係
楽天SCHDの価格は、以下の2つの要素で決まります
- 本家SCHD(米国ETF)の価格
- 為替レート(円/ドル)
つまり、楽天SCHDの価格 = 本家SCHD価格 × 為替レート となります。
高配当株ETFの選び方
私の経験から、高配当株ETFを選ぶ際に重要なポイントをお伝えします:
成長性と配当のバランス
私自身、現在VYM、SPYD、HDVの3つの高配当株ETFに投資しています。特にVYMを重視している理由は:
- 配当成長率が安定している
- 株価の成長性もしっかりしている
- 銘柄の分散が十分
SCHDもVYMと同様、配当成長と株価成長のバランスが取れた商品です。
商品理解の重要性
2021年頃の個別株投資の失敗から学んだ重要な教訓があります
- 投資商品の内容をしっかり理解することが重要
- インフルエンサーの投資判断をそのまま真似するのは危険
- 下落時の判断には、商品についての深い理解が必要
自分自身が内容を理解していない場合、株価上昇時には何も問題ありません。しかし、株価が下落してきた時に何も考えられなくなってしまい、結果的に買値の20%まで下がってようやく損切りなんてこともありえます。
為替変動への向き合い方
インデックス投資からの学び
私のポートフォリオの約50%をインデックス投資が占めていますが、為替変動に対する考え方は以下の通りです
- 長期的な視点が重要
- 為替は急激には変動しにくい(例:80円→150円の変化には時間がかかる)
- ドルコスト平均法で為替変動の影響を平準化できる
- 複利効果の威力
- 株価の上昇率は為替変動を上回る可能性が高い
- 例:為替が2倍になっても、株価は長期的にそれ以上の上昇が期待できる
実践的なアプローチ
1分散投資の実践
私の場合
- 高配当株ETFを複数組み合わせる(VYM、SPYD、HDV)
- インデックス投資をコアに据える
- 商品特性を理解した上で投資を行う
積立投資の活用
- 毎月一定額を投資
- 為替や株価の変動に一喜一憂しない
- 長期的な資産形成を意識する
市場下落時の対応
個別株投資の失敗から学んだこと
- 投資対象の理解が不十分だと、下落時に適切な判断ができない
- パニック売りを避けるためには、商品への確かな理解が必要
- 一時的な下落なのか、構造的な問題なのかの判断が重要
まとめ
楽天SCHDへの投資を考える際は
- 商品特性をしっかり理解する
- 為替変動は長期的な視点で捉える
- ドルコスト平均法で定期的に投資する
- 下落時こそ冷静な判断を心がける
最後に、投資は長期的な視点で行うことが重要です。日々の値動きに一喜一憂せず、将来の資産形成という本来の目的を見失わないようにしましょう。特に高配当株ETFは、配当収入と値上がり益の両方を期待できる商品です。しっかりと商品を理解した上で、腰を据えて投資を続けることをお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。
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