自社株投資は本当に得？知っておきたい意外なリスクと賢い投資方法

「会社の自社株投資って、社員優遇で数%お得らしいけど、本当に始めた方がいいのかな…」「会社からすすめられているけど、どうしようか迷っている…」「老後のために投資を始めたいけど、自社株がいいの？それとも他の投資がいいの？」

このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか？

結論から申し上げますと、自社株投資は慎重に検討する必要があります。なぜなら、あなたの人生における最大の資産は、実は「あなた自身」だからです。

なぜ慎重になるべきなのか？

ニッセイ基礎研究所の調査によると、女性が大学卒業後、同一企業でフルタイムの正規雇用者として働き続け、2人の子を出産、それぞれ産休・育休を取得し、出産後時短勤務をしたと仮定した場合の生涯賃金は、約2億円になるそうです。

つまり、あなたの体は既に「2億円の価値がある資産」なのです。

自社株投資をするということは、どういうことでしょうか？

これは投資の基本である「分散投資」の真逆を行くことになります。

さらに衝撃的な事実をお伝えしましょう。統計によると、企業は創業から30年で99%が姿を消すと言われています。つまり、どんなに優良企業に見えても、長期的な存続は保証されていないのです。

投資の基本は「分散」です。特におすすめなのが以下の投資信託です：

インデックス投資のメリットは：

自社株投資は、一見お得に見えますが、実は大きなリスクを伴います。既にあなたは人的資産として会社に大きく投資しているのです。

そのため、金融資産の運用では：

という3つの原則を意識することをおすすめします。

特に初心者の方は、eMAXIS Slim S&P500やオルカンのような、分散投資型のインデックスファンドから始めることをお勧めします。これらは、世界経済の成長に連動しながら、リスクを適切に分散できる優れた投資手段です。

投資は、将来の選択肢を増やすための手段です。だからこそ、特定の会社に依存しすぎない、賢い投資方法を選択することが重要なのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。

ロキ

ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。