はじめに
「住宅ローンの返済が少しずつ増えていくんじゃないか…」
「金利が上がると、家計がきつくなるかも…」
「これからどうなっていくんだろう…」
こんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。2024年10月から、大手メガバンクでも住宅ローンの変動金利が上昇し始め、多くの方が将来への不安を感じています。
しかし、金利上昇への対策の一つとして、実は株式投資という選択肢があります。今回は、特に投資初心者の方に向けて、金利上昇時の資産運用について考えていきたいと思います。
金利上昇の現状
住宅ローンの金利の種類を知ろう
住宅ローンには主に「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。
固定金利は、借入時に決めた金利が返済終了まで変わらない方式です。例えば、1.5%で借りたら、35年返済の場合、35年間ずっと1.5%のままです。金利が上がっても下がっても、毎月の返済額は変わりません。
一方、変動金利は、市場の金利に合わせて金利が変動する方式です。例えば、1.0%で借りても、その後の経済状況によって1.5%になったり、0.8%になったりします。つまり、毎月の返済額が変わる可能性があるのです。
なぜ今、金利が上がっているの?
日本銀行のマイナス金利政策の修正により、市場金利が上昇傾向にあります。その影響で、住宅ローンの金利も上昇しているのです。
株式投資という選択肢
金利と株価の不思議な関係
一般的に、金利と株価はシーソーのような関係にあると言われています。つまり、金利が上がると株価は下がる傾向にあるのです。
なぜでしょうか?理由は主に2つあります。
- 企業の借入コストが上がるため、利益が減少する可能性がある
- 預金金利が上がることで、株式投資よりも預金を選ぶ人が増える
ただし、現在の状況は少し異なります。世界経済が強い成長を続けているため、金利が上がっても株価は上昇を続けているのです。
インデックス投資のメリット
ここで重要なのが、インデックス投資という方法です。インデックス投資とは、市場全体の動きに連動して運用される投資信託のことです。
私自身、様々な投資を経験してきましたが、最終的にインデックス投資をメインに据えることにしました。その理由は、世界経済は長期的に見て成長を続けているからです。一時的な下落があっても、長期的には右肩上がりになると考えられます。
実践的なアドバイス
情報収集のコツ
投資を始めると、様々な情報に触れることになります。私の経験上、情報収集で大切なのは以下の3点です:
- 速報性よりも信頼性を重視する
- 情報源の主張に一貫性があるかを確認する
- 複数の情報源を比較検討する
特におすすめなのが、YouTube での情報収集です。なぜなら、動画の作成には時間がかかるため、その分情報が精査されているからです。一方で、Xなどの速報性の高いSNSは、短い文字数で様々な意見が飛び交うため、不安になりやすい面があります。
メンタル管理の重要性
株価が下がった時の不安は、誰もが経験することです。私自身、「このまま下がり続けるのではないか」「一度現金化した方が良いのではないか」という不安を感じたことがあります。
そんな時に重要なのが、以下の3つの考え方です。
- そもそもなぜ投資を始めたのかを思い出す
- 株価の下落は、実は割安で購入できるチャンス
- 人類の成長を止めるような事態でない限り、長期的には回復する
まとめ
金利上昇は確かに不安要素ですが、長期的な視点を持って対策を考えることが重要です。インデックス投資は、その対策の一つとして検討する価値があります。
ただし、投資は一朝一夕には成果が出ません。地道に続けることが大切です。たとえ市場が乱高下しても、自分の投資目的を見失わず、着実に積み立てを続けることで、将来の選択肢を広げることができるのです。
最後に、投資で大切なのは「自分に合った方法を見つけること」です。焦って始める必要はありません。しっかりと情報を集め、理解を深めてから始めることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。
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