「投資すると現金が減ってしまいます。つまり資産が減ってしまうということですよね?」
こんな不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
「投資したら手元のお金が減って不安…」 「いざという時のお金はどうすれば?」 「資産って具体的に何を指すの?」
このような悩みには、実は大きな誤解が含まれています。
はじめに結論:投資は資産を減らすのではなく、形を変えるだけ
確かに投資をすると現金は減ります。でも、その分だけ投資という形の資産が増えます。つまり、トータルの資産額は変わらないんです。
例えば、100万円を投資したとしても、資産は「現金100万円」から「現金30万円+投資70万円」という形に変わるだけです。
なぜそう考えられるのか、具体的に説明していきましょう。
1. お金の形が変わるということ
1-1. タンスと金庫の例え
投資とは、タンスに入れていたお金を金庫に移動するようなものです。
例えば、100万円のうち70万円を金庫に移したとしましょう:
- タンスの中:30万円(現金)
- 金庫の中:70万円(投資)
場所は変わりましたが、合計は変わらず100万円のままです。投資も同じ考え方です。
1-2. 資産の中身
これを図で見てみましょう
グラフを見ると分かる通り
- 投資前:現金100万円
- 投資後:現金30万円+投資70万円 合計額は変わらず100万円のままです。
投資は決してお金を「なくす」わけではありません。単にお金の形を「現金」から「投資資産」に変えているだけなんです。
2. なぜこの考え方が大切か
2-1. 投資への不安軽減
「投資をすると資産が減る」という考え方は、実は投資を始める上で大きな心理的な壁となります。
でも、「お金の形が変わるだけ」と考えると、不安は大きく軽減されます。なぜなら:
- 資産の総額は変わらない
- お金がなくなるわけではない
- 形を変えることで資産を育てる機会を得られる
2-2. 長期投資の基本
投資は長期的な視点で資産を増やすための手段です。そのためには、まず基本的な考え方をしっかり理解することが大切です。
ただし、全ての現金を投資に回せばいいというわけではありません。生活防衛資金として、ある程度の現金は持っておく必要があります。詳しくは、「生活防衛資金を貯めるべき理由」の記事をご覧ください。
まとめ
投資は決して資産を減らすわけではありません
- お金の形が変わるだけ
- 現金から投資資産への変換
- 合計額は変わらない
大切なのは、資産全体のバランスを見ることです。必要な現金は確保しつつ、残りの資金で投資を考えていく。そんな冷静な判断ができるようになれば、投資への不安も少なくなるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。
コメント