「投資の勉強ってどれくらいすればいいの?」
投資を始めようと思った時、誰もが感じる悩みではないでしょうか。
「勉強してもいつまでも知らない言葉がたくさん出てくる…」 「どこまで勉強すれば十分なの?」 「忙しい中、どうやって時間を作ればいい?」
確かに投資の世界には専門用語がたくさんあります。新しい金融商品も次々と登場します。これって、いつまで勉強し続ければいいんでしょうか?
はじめに結論:毎日30分でOK、目安はFP3級レベル
結論から言いましょう。
投資の知識は、一度に全部詰め込む必要はありません。むしろ、毎日30分でも継続的に学ぶ方が大切です。
具体的な目安として、FP3級や簿記3級レベルの知識があれば、投資を始めるには十分です。これは決して高いハードルではありません。
なぜこれくらいの知識があれば良いのか、どうやって効率的に学んでいけばいいのか。これから具体的に説明していきましょう。
1. なぜ投資の勉強が必要か
1-1. お金との付き合い方
「お金の勉強なんて、必要最低限でいいんじゃない?」
そう思う人もいるかもしれません。でも、ちょっと考えてみてください。
運転免許を取得するのに、教習所で約50時間の学習が必要です。なぜでしょうか?それは車の運転が私たちの生活に密接に関わっているからですよね。
お金だって同じです。むしろ、お金は車以上に毎日使うものです。それなのに、なぜかお金の勉強はあまりしてきませんでした。
1-2. 知識がもたらすメリット
投資の基礎知識を身につけることで、こんなメリットがあります:
- より良い判断ができるようになる
- 「この投資商品、本当に自分に合っているのかな?」
- 「このタイミングで始めて大丈夫?」 といった判断の助けになります。
- 不安の軽減
- 何も知らないから不安なのです
- 基礎知識があれば、市場の変動にも冷静に対応できます
- 長期的な資産形成の土台
- 投資は長期戦です
- 基礎をしっかり理解していれば、途中で挫折する可能性も減ります
2. 具体的な学習目安
2-1. FP3級レベルという基準
「具体的にどのくらい勉強すればいいの?」という方には、FP3級レベルの知識をおすすめします。
FP3級の学習時間は人によって様々ですが、一般的に30〜150時間程度と言われています。これを毎日30分で考えると、2〜10ヶ月程度です。
「え!そんなにかかるの?」と思われるかもしれません。でも、これは「合格するための時間」であって、投資を始めるための基礎知識は、もっと早く身につきます。
おすすめの教材は「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級」。この本では以下のような基礎知識が学べます
- 金融商品の基本的な仕組み
- リスクとリターンの関係
- 資産運用の基礎知識
- 税金の基本
2-2. 簿記3級という選択肢
簿記3級も投資の理解を深めるのに役立ちます。学習時間は50〜150時間程度です。
「なぜ簿記?」と思われるかもしれません。でも、投資対象となる企業の財務状態を理解する上で、簿記の知識は非常に役立ちます。
おすすめの教材は「みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級」。この本で学べる内容は:
- 企業の儲けの仕組み
- 財務諸表の読み方
- お金の流れの基本
- 経営状態の見方
ただし、ここで大事なのは、「資格取得が目的ではない」ということ。 あくまでも「どのくらいの知識があれば十分か」の目安として考えてください。
3. 継続的な学習のコツ
3-1. 毎日30分の作り方
「毎日30分なんて、そんな時間ない…」
そう思う方も多いのではないでしょうか。でも、工夫次第で30分は意外と作れます。
例えば:
- 通勤電車の中で
- 家事をしながら
- 寝る前のリラックスタイムに
特におすすめなのが、YouTubeやオーディオブックの活用です。文字を読むのが苦手な方でも、耳から学習できるので続けやすいんです。
私自身も、何かをしながらの方が勉強が続きやすいタイプ。そのため、耳から学べるオーディブルを活用しています。
まとめ
投資の勉強は、一度にすべてをマスターする必要はありません。
具体的な目安として:
- FP3級や簿記3級レベルの知識があれば十分
- 毎日30分の継続的な学習で着実に身につく
- 自分に合った学習方法を選ぶことが大切
大切なのは、完璧を目指すことではなく、まずは基礎をしっかり理解すること。その上で、実践しながら少しずつ知識を深めていけばいいのです。
投資の知識は、長い人生の中で必ず役立ちます。だからこそ、焦らず、でも着実に。
毎日30分からでも、始めてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。
コメント