【不労所得】「働かずに生きる」という夢を叶える方法

投資知識

今日は、多くの方が抱える「働かずに生活したい」「仕事をするのが辛い」「毎日ダラダラする生活を過ごしてみたい」という願望について、現実的な視点からお話しします。

はじめに結論:資産所得で労働時間を減らす

完全に「働かずに生きる」ことは難しいかもしれませんが、資産所得を増やすことで、労働時間を減らしながら快適な生活を送ることは可能です。急がず、焦らず、着実に資産形成を進めていくことが大切です。

なぜ資産所得が重要なのか?

多くの方が「働かずに生きたい」と考えるのは、日々の仕事に疲れを感じているからでしょう。しかし、現実的に考えると、完全に働かずに生活することは難しいかもしれません。そこで注目したいのが「資産所得」です。資産所得を増やすことで、労働時間を減らしながら生活の質を維持することが可能になります。

労働所得と資産所得の違い

労働所得とは

労働所得とは、皆さんが普段の仕事で得ている給与や賃金のことです。

資産所得とは

資産所得は、お金や不動産などの資産から得られる収入のことを指します。

具体例

例えば、月給20万円のサラリーマンAさんと、毎月20万円の家賃収入がある大家のBさん。同じ20万円の収入でも、Aさんは毎日会社に行く必要がありますが、Bさんは働かなくても収入が入ってきます。これが労働所得と資産所得の大きな違いです。

資産所得の種類とそれぞれの特徴

不動産所得

アパートやマンションを所有し、賃貸することで得られる収入です。平均的な利回りは4~6%前後です。

例:1億円のアパートを購入し、年間600万円の家賃収入がある場合、利回りは6%になります。200万円の生活費を得るためには、約3,333万円の投資が必要です。

不動産所得の特徴

・レバレッジ(借入)を活用することで、少ない自己資金でも始められます。

・安定した収入が見込めます。

・ただし、建物の維持管理や入居者の募集など、完全な不労所得とは言えない面もあります。

利子所得

預金や債券から得られる利息収入です。平均的な利回り:0.1〜1%前後(定期預金の場合)です。

例:利率1%の定期預金で200万円の収入を得るには、2億円の預金が必要です。

利子所得の特徴

・安全性が高いですが、低金利時代では大きな収入は期待できません。

・インフレに弱い面があります。

債券には国債、社債、地方債などがありますが、国債以外の債券は高リスクな場合があり、リターンとリスクのバランスを慎重に検討する必要があります。

配当所得

株式などから得られる配当金収入です。平均的な利回りは2〜5%前後です。

例:配当利回り3%の株式で200万円の収入を得るには、約6,667万円の投資が必要です。

配当所得の特徴

・比較的安定しており、インフレにも強い傾向があります。

・長期的に見て、おすすめの資産所得と言えます。

譲渡所得

資産の売却によって得られる利益です。例えば、株式の売却益や不動産の売却益などが該当します。

例:1,000万円で購入した株式を1,200万円で売却した場合、200万円が譲渡所得になります。

譲渡所得の特徴

・短期的な株価変動の予測は難しく、投機的な要素が強くなります。

・長期的なインデックス投資がおすすめです。

インフレ・デフレと資産所得の関係

インフレとは

インフレとは物価が上昇する現象です。つまり、お金の価値が下がることを意味します。

例えば、マクドナルドのビッグマックの価格を例に考えてみましょう。10年前に390円だったビッグマックが、現在は410円になっていたとします。これは、同じ商品を買うのに以前よりも多くのお金が必要になったということで、インフレの一例と言えます。

デフレとは

デフレとは物価が下落する現象です。インフレとは逆に、お金の価値が上がることを意味します。

これからのインフレ時代

近年の世界経済の動向や各国の金融政策を考慮すると、これからはインフレの時代が来る可能性が高いと言えます。その理由として以下が挙げられます。

・世界的な供給網の混乱による物価上昇

・エネルギー価格の上昇

・人口減少に伴う労働力不足による賃金上昇

インフレに強い資産所得と弱い資産所得

インフレに強い資産所得は

・不動産所得(賃料は物価に連動しやすい)

・配当所得(企業業績が物価上昇に対応しやすい)

の2つです。

インフレに弱い資産所得は

・利子所得(金利が物価上昇に追いつきにくい)

です。

おすすめの資産形成方法

初心者の方におすすめなのは、以下の方法です。

コア戦略:インデックス投資

インデックス投資は、市場全体の動きに連動する投資信託に投資する方法です。これは以下の理由から、初心者にとって最適な選択肢と言えます。

インデックス投資のポイント
  1. 低コスト:運用手数料が低いため、長期的に見て有利です。
  2. 分散投資:市場全体に投資するため、リスクが分散されます。
  3. 簡単:個別の銘柄選びが不要で、専門知識がなくても始められます。
  4. 長期的に安定したリターン:長期的には市場平均のリターンが期待できます。

基本的には、このインデックス投資だけでも十分な資産形成が可能です。

サテライト戦略:高配当株式への投資

より積極的な運用を行いたい場合や、毎月のちょっとしたお小遣いがほしい場合は、一部の資金を高配当株式に投資することも考えられます。

ただし、これはコア戦略の補完的な位置づけとし、全体の20〜30%程度に抑えることをおすすめします。

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資産形成の始め方

1.まずは、月々の収支を見直し、投資に回せる資金を確保しましょう。

2.次に、証券会社や銀行で口座を開設します。
おすすめの証券会社はマネックス証券、楽天証券、SBI証券の3社です。これらの証券会社はオンラインの証券会社のため手数料が安く設定されています。

マネックス証券の口座開設は以下からどうぞ。

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サルでも分かるマネックス証券のメリット・デメリットと口座開設方法
他の証券口座と比較も交え、マネックス証券の証券口座のメリット・デメリットと口座開設方法を見ていきたいと思います。

3.投資信託や株式の情報を収集し、自分に合った商品を選びます。

4.少額から定期的に投資を始めます。例えば、月1万円からでも構いません。

5.定期的に投資を続け、長期的な視点で資産形成を行います。

まとめ:着実な資産形成が鍵

完全に「働かずに生きる」ことは難しいかもしれませんが、資産所得を増やすことで、労働時間を減らしながら快適な生活を送ることは可能です。インデックス投資を中心とした着実な資産形成を行い、徐々に資産所得を増やしていくことが、「働かずに生きる」夢に近づく道となるでしょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。

ロキ
ロキ

ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。

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