【インデックス投資】暴落を待ってはイケない

投資知識

今日は、インデックス投資について、特に「なぜ今始めるべきか」というテーマでお話しします。

これから投資を始めようと考えている方、少額から始めたい方、そして投資を始めて間もない方々に向けて、安全性を重視しつつバランスの取れた投資方法をご紹介します。特に、投資信託やETF(上場投資信託)、そして株式投資に興味がある方に役立つ情報をお伝えします。

インデックス投資とは?

インデックス投資とは、市場全体の動きに連動するように作られた金融商品に投資する方法です。簡単に言えば、「株式市場全体に投資する」というイメージです。

例えば、日本の株式市場全体の動きを表す「日経平均株価」や、アメリカの代表的な500社の株価の動きを表す「S&P500指数」などがあります。これらの指数に連動するように作られた投資信託やETFに投資することで、市場全体の成長の恩恵を受けることができるのです。

なぜ今始めるべきか?

「でも、今は株価が高いから、暴落を待ってから始めればいいんじゃないの?」

そう思う方もいるかもしれません。しかし、実はそれは大きな間違いなのです。

ここで、具体例を見てみましょう。

例:S&P500指数に連動するETFに毎月1万円ずつ投資した場合

ケース1:2007年1月(暴落前)から投資を始めた場合

ケース2:2009年3月(暴落後の底)から投資を始めた場合

2023年12月末時点での資産額:

ケース1:約600万円

ケース2:約500万円

驚きましたか?暴落前から始めた方が、結果的に100万円も多くなっているのです。

これはなぜでしょうか?理由は主に2つあります。

  1. 複利効果:早く始めるほど、利益が利益を生む期間が長くなります。
  2. 平均取得単価の低下:定期的に投資することで、高い時も安い時も平均的な価格で買うことができます(これを「ドルコスト平均法」と呼びます)。

インデックス投資の始め方

では、具体的にどうやって始めればいいのでしょうか?

  1. 投資信託を選ぶ: 銀行や証券会社で、S&P500指数などに連動する投資信託を探します。「インデックスファンド」という名前がついていることが多いです。
  2. ETFを購入する: 証券会社の口座を開設し、S&P500などに連動するETFを購入します。ETFは株式と同じように売買できます。
  3. つみたてNISAを利用する: 毎月一定額を自動的に投資できる「つみたてNISA」を利用するのもおすすめです。年間40万円まで非課税で投資できます。

リスク管理

インデックス投資は比較的安全な投資方法ですが、それでも短期的には価格が下がることもあります。そのため、以下の点に注意しましょう。

  1. 長期的な視点を持つ: 短期的な変動に一喜一憂せず、10年、20年という長期的な視点で投資を続けることが大切です。
  2. 分散投資: 日本株だけでなく、海外株や債券にも投資することで、リスクを分散させることができます。
  3. 自分に合った投資額を決める: 無理のない範囲で投資を続けることが大切です。生活に支障が出るような金額は避けましょう。

今こそ始めるチャンス

インデックス投資は、長期的に見れば非常に効果的な資産形成の方法です。市場のタイミングを図ろうとするのではなく、コツコツと積み立てていくことが成功の秘訣です。

暴落を待つのではなく、今日から始めることをおすすめします。小さな一歩が、将来の大きな違いを生み出すのです。

さあ、あなたも今日から資産形成の第一歩を踏み出しませんか?

このブログでは引き続き投資初心者のあなたに向けて、わかりやすく実践的な情報を定期的に配信していきます。ブログのシェアやコメントお待ちしております。

ロキ
ロキ

ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。

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