なぜ投資が必要なの?初心者にもわかる投資の重要性

投資知識

はじめに

 皆さんは「投資」という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?難しそう、怖そう、お金持ちがするものというイメージがあるかもしれません。

かく言うロキも投資を始めるまでは、

  • 損しそう
  • 常にパソコンの前にはりついてなければいけない
  • 騙されてそう

と、思っていました。

でも実は、投資は私たち一人ひとりにとって、とても大切なものなのです。

投資が必要な理由

今日は、なぜ投資が必要なのか、そしてどうやって始めればいいのかについて、わかりやすくお話ししていきます。

お金の価値が時間とともに減っていく

まず知っておきたいのが、お金の価値は時間とともに減っていくということです。これを「インフレーション」と呼びます。

例えば、10年前に100円で買えたものが、今では120円になっているかもしれません。つまり、同じ100円でも、10年前より今の方が買えるものが少なくなっているのです。

銀行に預けているだけでは、お金の価値はどんどん目減りしていきます。特に日本の場合、銀行の金利はとても低いので、預金だけではインフレに追いつくことができません。

今までの歴史を振り返ると、世界はインフレーションが起こってきました。これからもインフレーションとともに世界があると考えたほうが自然な考え方だと思います。

将来に備える必要がある

私たちには、様々な将来の出費に備える必要があります。

例えば

  • 老後の生活資金
  • 子どもの教育費
  • 家の購入費用
  • 予期せぬ出来事(病気や事故など)への備え

これらの出費に備えるためには、お金を増やしていく必要があります。そのための有効な手段の一つが投資なのです。

複利の力を活用する

投資の魅力の一つに「複利」があります。複利とは、得た利益をさらに再投資することで、雪だるま式にお金が増えていく仕組みのことです。

例えば、100万円を年利5%で投資したとします。

1年目:100万円 × 1.05 = 105万円

2年目:105万円 × 1.05 = 110.25万円

3年目:110.25万円 × 1.05 = 115.76万円

このように、毎年の利益が元本に加わることで、より大きな利益を生み出していきます。長期的に見ると、この効果は非常に大きくなります。

実はこの複利ですが、アインシュタインも「複利は人生最大の発明だ」と言っていたくらい、重要な力なのです。

経済成長の恩恵を受ける

世界経済は長期的に見ると成長を続けています。投資することで、この経済成長の恩恵を直接受けることができます。

例えば、株式投資をすると、企業の成長とともにあなたの資産も成長していきます。あなたが働いていない時間でも投資している企業の誰かがあなたのために働いてくれているようなものです。

世界中の優良企業に投資することで、世界経済の成長を自分の資産増加に結びつけることができるのです。

金融リテラシーを身につける

投資を始めることで、お金や経済についての知識が自然と身につきます。これを「金融リテラシー」と呼びます。

金融リテラシーが高まると、より賢明な経済的決断ができるようになります。

例えば

  • 支出を適切に管理できる
  • 良い金融商品を選べる
  • 詐欺や悪質な投資話を見分けられる

これらのスキルは、人生の様々な場面で役立ちます。

自分の人生の選択肢を増やす

投資によって資産が増えると、人生の選択肢が広がります。

例えば

  • 早期退職の可能性
  • やりたい仕事への転職
  • 起業のための資金確保
  • 趣味や旅行を楽しむ余裕

お金があることで、自分の望む人生を送るための自由度が高まるのです。

ロキはFIREという概念にあこがれて投資を始めました。FIREとはFinancial Independence Retire Early の頭文字を取ったもので、日本語の直訳では経済的な自立と早期退職になりますが、要は「会社から自由になって、楽しい人生を送ろう」ということだとロキは勝手に解釈しています。

投資を始める手順

では、どのように投資を始めればいいのでしょうか?

目標を設定する

まずは、なぜ投資をするのか、目標を明確にしましょう。

例えば

  • 10年後に家を購入したい
  • 20年後に快適な老後生活を送りたい
  • 5年後に海外旅行に行きたい

目標があると、どのくらいのペースで、どのくらいの金額を投資すればいいのかがわかります。

ただ、最初からきちんと決めるのはなかなか難しいと思います。まずは「選択肢を増やしたいなぁ」とか「老後の安心を手に入れたいなぁ」という気持ちから始めて、徐々に具体化していきましょう。

基礎知識を身につける

投資にはリスクがつきものです。そのリスクを理解し、適切に管理するためにも、基礎知識を身につけることが大切です。

  • 書籍を読む
  • セミナーに参加する
  • 金融機関のウェブサイトで情報を集める

これらの方法で、少しずつ知識を増やしていきましょう。

最近はお金を払わなくても勉強できるものが増えています。Youtubeやネットで調べつつ、少額で本を買ってみるのが良いと思います。高額なセミナーは不要ですのでお気をつけください。

少額から始める

投資は、少額から始めることができます。

例えば

  • NISA:月々数千円から始められる
  • 投資信託:1万円程度から購入可能なものもある
  • 高配当株投資:株をもつことで、毎年一定のお金をもらうことができます。

最初は少額で始めて、徐々に慣れていくのがおすすめです。

長期的な視点を持つ

投資は短期的には上下の変動がありますが、長期的に見ると上昇傾向にあります。そのため、長期的な視点を持つことが大切です。

  • 日々の変動に一喜一憂しない
  • 定期的に少しずつ投資を続ける(ドルコスト平均法)
  • 5年、10年といった長期的な目標を持つ

特にNISAで優良な投資信託を購入してしまえば、1年に1回くらいしか証券口座を見なくても大丈夫です。それくらいの気持ちになれるくらいの金額から始めていきましょう。

分散投資を心がける

「卵は一つのカゴに盛るな」ということわざがあります。投資も同じで、一つの商品や地域に集中せず、分散することが大切です。

  • 株式と債券のバランスを取る
  • 国内と海外の資産に分散する
  • 複数の業種に投資する

分散投資することで、リスクを軽減し、安定した運用が可能になります。

最初は株も債券もと色々な資産を考えるのは大変だと思います。ロキのおすすめは、リスク資産としては株・投資信託のみ保有し、現金との比率でバランスを取ると比較的わかりやすいポートフォリオになると思います。

定期的に見直す

投資を始めたら、定期的に見直すことも大切です。

  • 目標に向かって順調に進んでいるか
  • 資産配分は適切か
  • ライフステージの変化に合わせて調整が必要か

年に1〜2回程度、自分の投資状況を確認し、必要に応じて調整しましょう。

ただ、あまり頻繁に見直すと売り買いを繰り返すことになり、効率が悪くなる可能性が高まります。普段は投資しているのを、忘れておくくらいがちょうど良いかもしれませんね。

まとめ

投資にはリスクがあることを絶対に忘れないでください。でも、適切な知識と準備があれば、そのリスクを管理しながら、将来のために大切な一歩を踏み出すことができます。

今日お話しした内容を参考に、ぜひ投資の世界に一歩踏み出してみてください。きっと、新しい可能性が広がるはずです。

投資は、お金持ちだけのものではありません。むしろ、普通の人だからこそ、将来に備えて投資が必要なのです。今日から、あなたも投資の第一歩を踏み出してみませんか?

ご質問や不明な点があれば、いつでもお聞きしますので、遠慮なくコメントしてくださいね。一緒に、より豊かな未来を築いていきましょう!

ではまたいつか。ロキでした。

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