楽天証券のつみたて還元率変更でお得度はどう変わる?

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  • つみたてNISAを始めたいけど、どこの証券会社で始めたら良いかわからない
  • 来年からの新NISAで、どこの証券会社にしたら良いかわからない
  • NISA満額やっているけど、次の投資先はどこの証券会社を選択するのが最適?

楽天グループでは昨今ポイントの改悪が続いていましたが、久しぶりに改良のお知らせが2023年4月13日に届きました。

そこで、今回は楽天証券の使い方と他の証券会社との比較をしていきたいと思います。

本記事を読むことにより、楽天証券のポイント還元の内容どこの証券会社とカードの組み合わせが良いのか分かるようになります。

楽天証券のアップデート内容

楽天カードのクレジット決済を利用した楽天証券での投資信託のつみたてについて、2023年6月つみたて購入分からポイントが変更されます。

なお、6月のつみたて購入には5月12日までにつみたて設定が必要になります。

ポイント還元率の変更の詳細は以下の通りです。

今までは一律で0.2%だったポイント還元率がカードの種類に応じて、最大1.0%まで還元されます。

カードの名前楽天カード楽天ゴールドカード楽天プレミアムカード
還元率0.5%0.75%1.0%
最大ポイント250円375円500円
年会費0円2,160円10,800円

カードでの積立額は5万円までのため、毎月の最大還元ポイントは500円になります。

年間では6,000円の還元となるため、少し豪華なディナー1回分くらいでしょうか。

他の証券会社の比較

楽天証券以外の還元率と比較してみます。

比較対象はSBI証券とマネックス証券です。

証券会社楽天証券楽天証券楽天証券SBI証券SBI証券SBI証券マネックス証券
カードの名前楽天
カード
楽天
ゴールドカード
楽天
プレミアムカード
三井住友カード三井住友カード
ゴールド
三井住友カード
プラチナプリファード
マネックスカード
還元率0.5%0.75%1.0%0.5%1.0%5.0%1.1%
最大ポイント250円375円500円250円500円2,500円550円
年会費0円2,160円10,800円0円0円33,000円0円

ピンク色の破線のラインがつみたて設定の最高額の5万円を設定するだけで年会費の元が取れるラインです。

ピンク色の破線の左側にあるほどお得です。

一方で右側にあるカードを利用する場合はつみたての還元+αを考えなければいけません。

また、この表で年会費0円となっていますが、注意が必要なのは三井住友カードゴールド(NL)とマネックスカードの2つです。

三井住友カードゴールド(NL)の場合は年間100万円利用を1度達成すれば、翌年以降年会費無料になります。

通常は年会費5,500円になります。

マネックスカードの場合は年間で1回以上ショッピングによるカード利用またはつみたて投信の設定で無料になります。

通常は年会費550円になります。

楽天証券カードつみたてのメリット・デメリット

メリット
  • 楽天キャッシュ決済との併用で、毎月10万円がポイント還元対象
  • 楽天経済圏の恩恵を受けられる
  • ポイント投資が可能

メリットの一番大きなポイントは楽天キャッシュとの併用が可能な点です。

楽天キャッシュでのつみたて投資では月5万円まで0.5%の還元を受けることができます。

他のカードつみたてでは5万円が限度額となります。

新NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠があり、つみたて投資枠は年間120万円、月10万円となるため楽天証券ではこの枠を使うことができます。

出典:金融庁
デメリット
  • 実質年会費無料では他2社に負ける

一方でデメリットとしては、年会費実質無料のカードで比較すると三井住友カードゴールド(NL)とマネックスカードより還元率が低い点です。

とはいえ、実際に年会費無料なのは三井住友カードと楽天カードのみで、還元率は一緒になります。

お勧めするカードと証券会社の組み合わせは?

おすすめの組み合わせ

・楽天経済圏を利用している

→楽天証券で楽天プレミアムカードか楽天カードを利用する

・毎月つみたてを継続できる

→マネックス証券のマネックスカードを利用する

・年間100万円以上のカード利用がある

→SBI証券の三井住友カードゴールド(NL)を利用する

楽天証券を利用した方が良いパターンは楽天経済圏を利用している時です。

楽天の様々なサービスを組み合わせることで、お買い物などでお得になります。

また、毎月つみたてを継続できるのであれば、年会費が無料になるマネックスカードがおすすめです。

さらに余裕のある方は年間100万円をカード利用にまとめた上で、三井住友カードゴールド(NL)を利用するのもおすすめです。

楽天証券の逆襲開始か? まとめ

楽天証券のカードつみたて還元率の改善について見てきましたがいかがでしたでしょうか。

来年より新NISAが始まるため、毎月10万円までポイントが付くのは嬉しい変化です。

筆者は現在楽天証券でつみたてNISAのつみたてと、マネックス証券、SBI証券でそれぞれつみたて投資をしています。

今回のお知らせがあるまでは、来年からの新NISAに向けてSBI証券に口座変更しようと考えていました。

しかし、今回の楽天の変更により、他の2社についても追随してくる可能性もあるためギリギリまで見極めた上で考えたいと思います。

新しい情報が入った際にはこちらのブログで紹介しますので、定期的にチェックいただければ幸いです。

ではまたいつか。

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