- 投資を始めたいけど証券口座の作り方が分からない
- ネット証券の中でどこの証券会社が良いかわからない
- せっかく投資するならお得に始めたい
このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
筆者も証券口座をいくつか保有しており、マネックス証券の口座も保有しています。
今回は他の証券口座と比較も交え、マネックス証券の証券口座のメリット・デメリットと口座開設方法を見ていきたいと思います。
- クレカ積立のポイントが多い
- 優秀な分析ツール「銘柄スカウター」の利用が可能
- 手数料はスタイルによって選ぶ必要あり
- 口座開設には個人番号カード、または運転免許証+マイナンバー通知カードが必要
マネックス証券のメリット
マネックス証券のメリット5選を見ていきたいと思います。
クレカ積立時のポイント最多
マネックス証券での積み立てをマネックスカードで実施することで、1.1%のポイント還元が可能です。
ポイント還元は最初に設定するだけで自動的にもらえますので、おすすめです。
もらったポイントを使って再投資することで、さらに資産の増えるスピードを加速することができます。
なお、クレジットカードの年会費は初年度無料です。
次年度以降は550円の年会費がかかりますが、年間に1回以上のクレジットカードの利用で無料となります。マネックスカードによる投信つみたてもカード利用の対象となりますので、つみたて設定をしておけば年会費は無料になります。
優秀な分析ツール「銘柄スカウター」
個別株の取引きを実施している人には是非使っていただきたいのが銘柄スカウターです。
非常に機能が多いのですが、その中でも特におすすめの機能を見ていきたいと思います。
①決算発表に対する予想、コンセンサス、現在の進捗率が一目で分かる
決算発表に対する進捗率がイメージしやすいようになっており、初心者の方が表を見ながら進捗率を計算しなくても、どれくらい調子が良いのか分かるようになっています。
②四半期ごとの決算の内容を確認できる。
他のサイトでは累計で表示しているところはよく見かけますが、四半期単体での業績推移を掲載しているサイトは少ないのではないでしょうか。
会社の業績は四半期ごとに傾向が出るところがあります。例えばおもちゃ業界はクリスマスの12月に偏っていたり、ビール業界は夏に偏っていたりします。そのため、四半期単体での業績を確認することも重要になります。
③過去のPERの推移が分かる。
PERとは「1株当たりの株価/1株当たりの利益」で計算できる指標で、割安性をみる指標となっています。
低いほど今の株価が割安で、高いほど将来の期待を織り込んでいると読み取れます。
対象の企業のPERが低いと思っても、昔から低かったり、業界全体が低いなどの傾向がありますので、過去の推移と比較することが重要です。
取り扱い投資信託
マネックス証券では2023年3月時点で1306件の投資信託を取り扱っています。
申し込み時の手数料がすべて無料となっておりますので、安心して投資信託を選ぶことができます。
また、人気のeMAXIS Slimシリーズも扱っていますので、選択に困ることはないと思います。
日本株(手数料・ワン株)
日本の個別株の手数料は業界最安値水準のため、安心して取引することが可能です。
また、日本の個別株は基本的に100株単位でしか購入できません。1株当たり3,000円の株を購入しようとすると、100株×3,000円=30万円のお金が必要になります。
分散投資をしようとすると、相当な金額が必要になるためその際に活用したいのが、単元未満株の購入です。マネックス証券ではワン株と呼んでいます。
ネット証券各社が取り扱いを開始していますが、手数料が最安値水準で取扱銘柄も東証、名証の全銘柄ですので、おすすめできるサービスとなっています。
米国株(手数料・取り扱い本数)
米国の個別株やETFへの投資もマネックス証券であれば可能になります。
売買手数料は業界最安値水準です。また、米国株を購入するときには円をドルに両替してから購入しなければいけませんが、その為替手数料が無料なのも嬉しいところです。
個別株取扱銘柄数、ETF取扱銘柄数ともに1位ではありませんが、十分な銘柄数が取り揃えられており、よっぽどマニアックな銘柄でない限り不便は感じないと思います。
マネックス証券のデメリット
一方で、デメリットは日本株の取引きの際に、1日の約定代金の合計に対して手数料がかかるプランが割高であることです。
SBI証券のアクティブプランと比較して2倍近く高いことが分かります。
ただ、1日定額手数料コースは1日のうちに何度もトレードする人におすすめのプランになっていますので、デイトレードやスキャルピングをしない人は1回の約定代金に手数料のかかるコースを選択すればよいと思います。
1日の約定 代金合計 | SBI アクティブプラン | 楽天 いちにち定額コース | auカブコム 一日定額手数料 | マネックス 1日定額手数料コース |
100万円まで | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 |
200万円まで | 1,238円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,750円 |
300万円まで | 1,691円 | 3,300円 | 3,300円 | 2,750円 |
以降100万円 増加ごとに | +295円 | +1,100円 | +1,100円 | +2,750円 |
マネックス証券の口座開設
マネックス証券の口座開設には個人番号カード、または運転免許証+マイナンバー通知カードが必要になります。
いざ口座開設しようと思った時に無いと困ってしまいますので、あらかじめ用意しておきましょう。
また、口座開設にはオンライン口座開設がおすすめです。
マネックス証券のメリット・デメリットと口座開設方法 まとめ
マネックス証券のメリット・デメリットと口座開設方法を見てきましたがいかがでしたでしょうか。
あらためて本記事のポイントは以下の通りです。
- クレカ積立のポイントが多い
- 優秀な分析ツール「銘柄スカウター」の利用が可能
- 手数料はスタイルによって選ぶ必要あり
- 口座開設には個人番号カード、または運転免許証+マイナンバー通知カードが必要
証券口座はお金持ちになるための第一歩です。賢く選択して自由な生活を手に入れましょう。
ではまたいつか。
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